-
コーヒーによる着色を防ぐ方法
こんにちは。
多摩区にある生田駅前歯科・矯正歯科、歯科衛生士の上杉です。
本日は、歯につく着色についてお話させていただきたいと思います。着色の原因
コーヒーの色がそのまま歯につくと思う方もいるかもしれませんが
、実はそうではありません。
コーヒーにはポリフェノールという物質が含まれています。それが歯の表面を覆っているタンパク質であるペリクルと結合し、 着色します。
この過程でできた着色をステインといいます。ステインになってしまうと、中々ご自身のケアではとれません。
ではステインになる前に、どう対策する必要があるでしょうか。予防方法
1すぐに歯磨きをする
着色になる前に、
すぐに歯ブラシをすることで色がつきづらくなります。
しかし研磨剤入りの歯磨き剤でゴシゴシ磨くと、歯の表面を傷つけかえって着色しやすい環境を作ってしまう場合がありますので、 優しく丁寧に磨いて下さい。 2水で口をゆすぐ
外出している時等で、歯ブラシができない時があります。
そういった場合は、水で口をゆすぎましょう。 ゆすいだ後は吐き出した方がいいですが、 出先などでそれが難しい場合は、 口の中に水を含ませ全体に行きわたらせた後、 飲み込むなどして工夫が必要です。 3口呼吸をしないようにする
口呼吸をすると、お口の中が乾燥状態になります。
そうすると、コーヒーの中に含まれるポリフェノールと歯の表面を覆うペリクル が、唾液によって洗い流されづらくなるため、着色してしまいます。
また口の中が乾燥していると着色だけでなく、虫歯菌や歯周病菌が停滞しやすい口の中を作っていることにもなり ます。
そのため、口呼吸をしない意識をすることが必要です。4歯科医院でクリーニングをする
どんなに頑張って歯ブラシをしても、
口の中の汚れは60%しかとれないともいわれています。
なので、定期的に歯医者さんでクリーニングをしましょう。
歯医者さんに来院しクリーニングをうける事で、着色予防はもちろん、 自分で磨きづらい歯垢や歯石を落とすことも可能です。
そのため、定期的に通うことが必要になっていきます。 まとめ
上記でもお伝えしたようにコーヒーで着色させない方法は、
今の生活に少し工夫をいれるだけで予防できることが多いです。
まずは生活習慣を見直して、ご自身のライフスタイルに合わせて改善できることをやってみて下 さい。
また今回は、着色の原因・そして予防方法をお伝えしましたが、歯そのものの色を白くするのであれば、 ホワイトニングが効果的です。
相談してみたい、話を聞いてみたいと思いましたら、是非ご来院ください。 生田駅前歯科・矯正歯科 上杉
- « 甘いお菓子は虫歯になる?
- 顎関節症について »