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ラバーダム防湿とは?
こんにちは!
生田駅前歯科・矯正歯科、歯科衛生士の小野寺です。
ラバーダム防湿とは?
まず初めてこの方法を聞いたという方も多いかなと思いますのでお話しさせていただきます。
ラバーダム防湿とは治療する歯のみにゴムのシートで隔離し細菌や浸出液などの細菌が入らないようにします。
どの治療の際に使用するのか?
1.根っこ(根管治療)の治療
2.小児のシーラント(溝埋め)
⚠︎ある程度の年齢のいってる小児
3.唾液が多く詰め物SETをするのが大変な場合
4.詰め物を取れにくくするために使用する
基本的に歯科材料はお水に弱いので処置をする際にできるだけ唾液に触れない様にしています。
ラバーダム防湿の利点
唾液の中には、細菌が豊富に混ざっているため防湿する事で、細菌感染するのを防止する事ができます。
また根管治療の成功率が上がり、再発のリスクも減ります。
シートによって口腔内が守られているので詰め物の誤飲や器具操作で唇や舌を傷つける事がないので安心です。
被せ物や詰め物(補綴物)をつける際に唾液や呼気に触れるとくっつきがそれだけで悪くなってしまうので取れにくくするために使用する場合があります。
⚠︎以下の方は使用できない場合があります
・鼻で息ができない方
・ゴムアレルギーのある方
・年齢的に処置が難しい方(小児など)
ほとんどデメリットがないのですが歯科医院でのラバーダム防湿の使用率は6%以下です。
しかしなぜあまり使用する医院が少ないのか?
その理由は時間と材料費がかかるのに保険診療での歯科医院報酬がかなり安価なため利益が少ないためあまり使用医院が多いです。
また ラバーダム防湿での根管治療の成功率の差がある事をみなさんは知っていますか?
根管治療は2回以上やるのは難しいとされていて、また神経を抜いた歯は平均10年しかもたないと言われいるため、1回の根管治療がどれだけ大切かはおわかりいただけましたか?
生田駅前歯科・矯正歯科では保険診療でもラバーダム防湿を行います。
当院ではラバーダム防湿を推奨しており、できるだけ多くの患者さんに歯を一本でも多く残していただきたいと思っています。
初めてされる方も根管治療のセカンドオピニオンでも安心して良い治療を受けられると思うので、ぜひご予約お待ちしております。
また何かわからない事があればWebや電話でのご相談もできますのでお気軽にご連絡ください。
最後になりますがここまでブログを見ていただきありがとうございました。
生田駅前歯科・矯正歯科 歯科衛生士 小野寺
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