自宅でのホームケアについて

みなさまこんにちは。
生田駅前歯科・矯正歯科歯科衛生士の三田です。

日頃より、患者様の口腔内のケアをさせていただいていますが、実は歯医者のクリーニングよりもお口の中を健康に保つために大事な事は何かご存知ですか？
もちろん、口腔内の健康には歯科医院でのクリーニングがとても効果的です。しかし、歯科医院でのクリーニングと言っても、定期検診などになると3〜4ヶ月ごとの検診になるため、その間のセルフケア（歯磨きや糸ようじ・デンタルフロスを通すなど）がとても重要になります。

そもそも歯磨きや糸ようじは、食べカスを取り除くことだけが目的ではありません！
歯に付着したプラーク（歯垢）を除去し、細菌の繁殖を防ぐことが大きな目的です。
日本ではまだまだメジャーではないかもしれませんが、歯ブラシ以外に歯と歯の間の汚れを取る糸ようじやフロス、歯間ブラシなどのケアグッズもあります。
ちなみに、歯ブラシだけでのケアだと、どんなに頑張って磨いたとしても、プラーク（歯垢）の除去率は60%と言われています。
そこに、デンタルフロスや歯間ブラシ、糸ようじをプラスすることで、プラーク（歯垢）除去率を約80%まで引き上げられるのです！

ところで、皆さんは今まで歯科医院で歯磨き指導を受けたことがありますか？歯科医院での歯磨き指導の事を、歯科用語でTBIと言います。TBIとは、”トゥース・ブラッシング・インストラクション”の略語で、歯科医院で皆さん一度は歯磨き指導を受けた事があるという人が多いのではないでしょうか。TBIは、磨き残しを把握することができます。人によって、歯並びや歯の形や大きさが違うため、一人一人磨き方が少し異なります。
その為、意識せずに磨いていると、知らず知らずのうちに汚れが溜まり、歯茎に炎症が出てきます。自分の口腔内で、どこに汚れが溜まりやすいのか。
それを知るだけで、セルフケアの精度は格段に上がります。もし、受けたことがないという方は、是非お近くの歯科医院にてTBIを受けてみてください！
そして、もしもアドバイスをもらったら、頑張って継続して見てください。お口の中は常に菌が繁殖しているため、一時期ケアを頑張って口腔内の状態が良くなっても、少ししたらまた菌による炎症を起こします。その為、継続することがとても大事です！

当院に来ていただいた患者様には、一人一人に合った歯磨き指導を行なっておりますので、お気軽にお越しください♪

生田駅前歯科・矯正歯科歯科衛生士　三田

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