-
虫歯が進行してしまった時の「根管治療」について
こんにちは!
生田駅前歯科・矯正歯科の歯科医師 佐藤礼志です!
急ですが!!!!
秋になると、日本各地でさまざまな美味しいフルーツが旬を迎えます。
特に、りんごや梨、柿といった果物は、秋の味覚として多くの方々に親しまれています。
これらのフルーツにはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、健康維持にも役立ちます。
秋の味覚を楽しんだ後に気をつけたいのが、歯の健康問題です。
特に、虫歯が進行してしまった場合に必要となる「根管治療」についてお話ししましょう。
根管治療が必要な状態とは?
根管治療が必要な状態は、虫歯が進行し、歯の内部の神経にまで達したときです。
神経が感染してしまうと、歯の痛みが激しくなり、時には歯茎が腫れることもあります。
放置すると、炎症が歯の根の先にまで及び、膿が溜まる「根尖病巣」を引き起こすこともあります。
このような状態になると、痛みはもちろん、口全体の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
根管治療が遅れると、、、
根管治療を受けずにいると、感染が広がり、最終的には歯を失うことになります。
また、歯を失うと、その部分の機能が失われるだけでなく、
隣接する歯や咬み合わせにも悪影響を及ぼす可能性が高くなります。
さらに、歯を抜いた後の処置にはインプラントやブリッジなどの補綴治療が必要となり、
時間やコストがかかります。
早期に根管治療を行えば、こうした大きな問題を避けることができるため、
早期発見・早期治療が非常に重要です。
通院が途絶えると、、、、
根管治療は複数回にわたる治療を必要とすることが多く、
途中で通院をやめてしまうと治療が完了しないまま、歯の状態が悪化してしまう可能性があります。
根管治療は歯の神経を取り除き、感染を防ぐ治療ですが、
未完成の状態で放置すると感染が再発し、歯の根元や周囲の組織に炎症が広がることがあります。
最悪の場合、抜歯を避けられない状況にもなり得るため、
治療の中断は極めてリスクが高い行動です。
治療計画に従って確実に通院を継続することが、歯を守るためには非常に重要です。
根管治療の難しさと専門性
根管治療は、虫歯が歯の内部まで進行し、神経や血管が感染した状態で行われます。
この治療は非常に精密であり、歯の内部の細い根管をきれいに清掃し、細菌を完全に取り除かなければなりません。
根管は非常に細く、さらに歯の形状や根管の数が人によって異なるため、施術には高度な技術が求められます。
また、根管が複雑に入り組んでいる場合もあり、経験豊富な歯科医師でなければ適切に処置することが困難です。
そのため、根管治療は「最後の砦」とも言われ、専門的な知識と技術を持つ歯科医師が慎重に行う必要があります。
マイクロスコープについて
根管治療においては、近年、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用することが増えています。
マイクロスコープを使用することで、患部を最大20倍以上に拡大して見ることができ、
肉眼では確認できない微細な部分まで正確に処置することが可能です。
これにより、治療の精度が飛躍的に向上し、根管内の隠れた感染源を見逃すことなく除去することができます。
特に、複雑な形状の根管や、通常の視野では難しい部分の処置が可能になり、治療成功率が向上しています。
予防の重要性
こんな大変な根管治療が必要な状態を防ぐためには、何よりも予防が大切です。
定期的な歯科検診や適切なブラッシング、フッ素の使用など、日常的なケアで
虫歯の進行を防ぎましょう。
秋の味覚を楽しみながら、歯の健康にも気を配り、
予防を怠らないことが、長期的な歯の健康維持に繋がります。
定期的なメンテナンスを忘れることなく行うことで虫歯の早期発見ができます。
いつまでも、その季節の味覚を楽しめるよう、ぜひ定期検診にお越しください!
生田駅前歯科・矯正歯科 歯科医師 佐藤
【虫歯・根管治療についてはこちらから】
https://www.ikutadental.net/dental/
【予防歯科についてはこちらから】
https://www.ikutadental.net/checkup/
【ご予約はこちらから】
https://apo-toolboxes.stransa.co.jp/user/web/324/reservations
- « 私たちと歯科医院