知覚過敏について

皆さん、こんにちは！

小田急線の生田駅から徒歩２分の生田駅前歯科・矯正歯科の歯科衛生士の山下です。

今回は知覚過敏についてのお話しをしたいと思います。

みなさんはアイスを食べたりする時に歯がキーンとしみるような痛みを伴った事はありますか？

今日はその原因となる知覚過敏について少し詳しく伝えていきたい思います。

まず知覚過敏とは簡単に説明すると冷たいものや熱いもの、甘いものなどを食べたり飲んだりすると歯が『キーン』としみるような痛みを感じる状態です。

 

 

なぜこのようなことが起きるの？

まず歯の表面をエナメル質と言います。

このエナメル質が歯ぎしりや噛み合わせによってすり減ったり、ブラッシング圧で歯茎が傷ついたり、下がったりして歯の根元が露出してしまうとエナメル質の中にある象牙質がむき出しになってしまいます。

この象牙質には神経につながる小さな穴があります。

そこから刺激が伝わっていきしみるなどと言った症状を(痛み)を感じます。

少し難しい話になりましたがなんとなくイメージはつきましたか？

次にこの症状を良くするポイントも説明していきます。

自宅でできるケア

①知覚過敏用の歯磨き粉を使用する。

この歯磨き粉を使用する事で露出してしまった象牙質の小さい穴を塞いでくれる成分が入っています。

(主な成分）

1.硝酸カリウム→神経の周りの炎症を落ち着かせしみる痛みを感じにくくする作用

2.乳酸アルミニウム→象牙質の小さな穴を塞いでくれる作用

3.酢酸ストロンチウム→乳酸アルミニウムと同様

 

②ブラッシング圧を気を付ける。（優しく磨く）

 

③酸性の飲食を控える

例えば、お酢、レモン、炭酸飲料などはエナメル質を溶かしてしまうので注意が必要です。

 

④ホワイトニング用や研磨剤配合の歯磨き粉をなるべく控える。

 

歯科医院でできるケア

①しみどめ(コーティング剤)を塗布する。

②フッ素を塗布する。

③詰め物などをして露出した象牙質を保護する。

④最終手段として神経を取る治療をする。

などといった対策があります。

知覚過敏は虫歯や歯周病とは違い一度良くなってもまた繰り返ししみることがありますので日々のケアがとても重要になります。

また知覚過敏はすぐに良くなるよりかは徐々に良くなることが多いので、少しでもしみるような症状や気になる事があれば、すぐに歯科医
院へ受診することをお勧めします。

 

一時的でも症状を緩和できるお薬などもあるので、お困りの方があればぜひ当院へご相談ください！

生田駅前歯科・矯正歯科　歯科衛生士　山下

 

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