麻酔時の注射の痛み、気になりませんか。当院では痛みを軽減する工夫を行っております。子どもから成人の方まで多くの皆さまに好評をいただいている麻酔の方法です。

無痛麻酔の方法

事前の表面麻酔ジェル

表面麻酔ジェル

歯ぐきの表面にジェル状の麻酔を塗ることで、歯肉の皮表面の感覚を無くし、チクッとした針の刺激を感じさせないようにします。ほとんどの方が差した感覚が分からないとの感想を持たれます。フルーツの臭いを配合しておりジェル自体の味の違和感もありません。

麻酔液を温めます

麻酔液

プールや海などで鼻に水が入った時、痛みを感じるのは一つに冷たい水の温度です。同じように冷たい麻酔液はそのまま歯茎に入ってしまうと痛みや違和感が出てしまいます。そうならないよう麻酔液を事前に人間の体温と同等に温めておきます。小さな工夫ですが、痛みを最大限に軽減できます。

極細針の使用

極細針

注射針は世に出ている歯科用麻酔針の中で、一番極細の数値である33ゲージと呼ばれる仕様を採用しています。この数値が上がるほど細くなり、一般に採血などで使用する針は20ゲージほどですので如何に細いかがお分かりいただけるかと思います。

自動麻酔注射器の導入

自動麻酔注射器

人間の手の圧力にはどうしてもムラができてしまいます。当院で導入している自動麻酔注射器は、麻酔液を一定の速度でゆっくりと注入していきます。これにより注射時の痛みや違和感を極力減らすことができます。注入したあとは麻酔が効くまでしっかりと待ち時間を取り、治療に入ります。

無痛麻酔 導入の理由

無痛麻酔と子ども

30年前の歯医者さんは、ひっきりなしに患者さんを診ていくという状態で、痛みに配慮するような時代ではありませんでした。その時代の子どもが成人し昔の痛い・怖いというイメージを持ったまま、歯科に対して足が遠のいているように思います。

歯医者に行きたくない理由の一番が「痛み」だと思います。そのため、痛みや虫歯を放置し、早期発見、予防を遅らせる原因の一つになっています。

当院では「手打ちのほうが痛くない」とも言われます

麻酔注射器

無痛麻酔は歯医者での施術時の痛みをなるべく軽減しようという試みから生まれました。自動麻酔注入器と表面麻酔ジェルを導入している歯科医院は、まだそれほど多くはありません。その背景には、この方法を取ると、

  • 麻酔に時間を取られてしまう事
  • 導入に費用がかかる(自動麻酔注入器は高価です)
  • まだまだ手動の麻酔注射を信じている層がいる

…等々が挙げられます。

当院では手打ちの麻酔注射でもさらに痛くないようにすることは経験や感で可能です。しかし自動麻酔注射器は女性のドクターでも力をかけずに打つことができ、ヒューマンエラーを極力回避できる優れものだと感じています。

無痛麻酔の方法は、全国の歯科医院にもっと普及が進んでほしいと思っております。その結果、歯科医院への受診率が増え、早期発見から歯を失う方が少しでも減ってくれたらいいと願っています。

痛みの苦手な方は、自動麻酔注入器を導入している歯科医院を一度受診されてみてください。

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