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歯ぎしり・くいしばり
みなさまこんにちは。
多摩区の生田駅前歯科・矯正歯科 歯科衛生士の中溝です。
先日、
自分の歯科検診に行ったところ先生にくいしばりがすごいね〜! と言われました。あまり自覚症状はなかったのですが、 舌を確認するとくっきり歯の跡がついていました。
みなさまは、歯科受診した際に「歯ぎしりや食いしばりしてますか?」 と聞かれたりする方もいらっしゃるのではないでしょうか?
歯ぎしりやくいしばりが何故よくないとされているのかご存知でしょうか?
歯ぎしりやくいしばりは、無意識時に行われているので、自覚しにくいことが特長です。
その原因ははっきりとわかっていませんが、持続的に大きな力が歯や歯周組織に加わるため、 放っておくと歯に亀裂が入る、しみやすくなる(知覚過敏)、 顎が痛くなる、更に歯を失うこともあります。また、 口腔内だけでなく肩こりや頭痛などにも影響をすると言われていま す。そのため、早期発見と対策が必要となってきます。 それでは、
今ご自宅でもできる簡単なセルフチェックを記載させて頂きますの でぜひ鏡の前で確認してみてください。 歯ぎしりや食いしばりをする人の特徴
・歯がすり減り平らになる。
・下顎の内側に骨の盛り上がり(骨隆起)がある。
・頬や舌に歯の跡(圧痕)がある。
いかがでしょうか???
どれか1つでも当てはまるようでしたら歯ぎしり食いしばりをしている可能性があります。
食事をする時は、食べ物を介在とする為歯と歯が接触して平にすり減ることはありま せん。歯ぎしりをしている時には、1本の歯に200kg以上の力 が加わり顎の骨が歪んだり(骨隆起)、 歯がすり減り平らになってしまいます。
頬や下にも兆候は認められ、歯ぎしりや食いしばりをしている時は、 歯に頬や舌が押しつけられ、頻繁に行なっている場合、歯の跡( 圧痕)が残ります。 対策として
・就寝時マウスピースを装着する。
・噛み合わせの調整。
・生活習慣の改善。
が挙げられ、全て歯科医院で保険診療内で行える治療です。マウスピースは、
歯と歯が接触しないようクッションを挟むような役割をしており歯 や顎にかかる負担を減らし歯質を保護します。就寝時に使用し、 朝外す使い方が主です。
また、噛み合わせは、歯周病や虫歯の悪化により変わることがあります。 噛み合わせた時に強く当たる部分があったり被せ物の高さが適切で なく歯がぶつかり合うと、 それも歯と歯周組織に影響をもたらすため噛み合わせの調整が必要 となります。
他にも日常生活で、集中してる時や勉強をしている時、重いものを持つ時など無意識に歯を噛み締める人も多いです。 気づいた時に力を抜きリラックスすることも大切です。 歯ぎしりくいしばりの原因は様々で、
意識していても自分自身だけでの改善が難しい場合もあります。 まずは歯科医院で原因と対処方法について相談してみましょう。 それでは、ごきげんよう。
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