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歯が残る人と歯が抜ける人って何が違うの?
こんにちは。
多摩区にある生田駅前歯科・矯正歯科、歯科衛生士の篠原です。
今日は、ご自身の歯を大切にしたいただくためのお話をさせていただきます。目次
70歳から80歳頃には残っている葉の本数は半分?
現代の日本人は、元々28本ある歯が平均で、70歳には20本、8
0歳には16本しか残っていません。
今ある歯が抜けるというイメージがつかないのも、平均的に歯を初めて失うのは50歳頃です。
1〜2本抜けてから他の歯が抜けるスピードは加速します。 歯を失うことで起こること
①食事が取りづらくなる
②医療費が20万かかる
20歯以上歯がある人と、4歯以下の方では医療費が年間で約20万円ほど違うという
データがあります。③シワが増える
歯があることで唇や頬を内側から支えています。
歯を多く失って、支えがなくなると老化とは別にシワが増えたりします。 ④脳卒中、心筋梗塞、肺炎、糖尿病、栄養障害のリスクが高くなる
歯の本数が減ることで、動脈硬化に関する病気や肺炎のリスクが高く
なります。 ⑤生活の質が変わる
虫歯になりやすい人歯周病になりやすい人
人によって虫歯によって歯を失う傾向が強い人と、歯周病で歯を失う
傾向が強い人で分かれます。
年齢や生活習慣によっても抜ける原因が違ったりします。歯周病の原因
①歯垢(プラーク)=磨き残し
②喫煙
③歯軋り、食いしばり、噛み締め
④糖尿病
⑤不適合な被せ物や入れ歯
⑥部分的に歯がない
⑦口で呼吸することが多い歯周病のセルフチェック
全体
1.口臭を指摘された、自分で気になる
2.朝起きたら口の中がネバネバする
3.歯みがき後に、毛先に血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある 歯肉の状態
4.歯肉が赤く腫れてきた
5.歯肉が下がり、歯が長くなった気がする
6.歯肉を押すと血や膿が出る歯の状態
7.歯と歯の間に物が詰まりやすい
8.歯が浮いたような気がする
9.歯並びが変わった気がする
10.歯が揺れている気がする判定
チェックが1~3個の場合
歯周病の可能性があるため、軽度のうちに 治療を受けましょう。
チェックが4~5個以上の場合
中等度以上に歯周病が進行している可能性 があります。早期に歯周病の治療を受けま しょう。
チェックがない場合
チェックがない場合でも無症状で歯周病が進行することがあるため
1年に1回は歯科検診を受けましょう。 虫歯の原因
①歯垢(プラーク)=磨き残し
②糖質
③歯の質歯垢(プラーク)ってなに?
歯の表面や歯と歯茎の境目、歯と歯の間に付着している、
白いネバネバしたかたまりをいいます。
プラークは、うがいでは簡単に落ちず、歯ブラシやフロス、 歯間ブラシでなければ綺麗に落とすことができません。
プラークには、口の中で繁殖したたくさんの種類の菌が住みついつおり、わずか1 gの1/1000のプラークに、1億個以上の細菌が生息していま す。
このたくさんいる菌の中に、虫歯や歯周病の原因になる菌が生息しています。 歯を失うことは予防できる
年齢、お口の中の性質、
生活習慣によって歯を失う原因は人それぞれです。
特に何を注意しておくと歯を失うリスクを減らすことができるのか 知っておくことが重要です。
まずは、検診を受けて自分のお口の中のことを知っておきましょう! 生田駅前歯科・矯正歯科 篠原
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