-
顎関節症について
こんにちは!川崎市多摩区にある生田駅前歯科・矯正歯科歯科医師の佐藤礼志です!
最近めっきり寒くなってきて、日も短くなってきました。もう17時には暗くなってきて少し寂しい気分です。
日が短いといえば、白夜と極夜はご存じですか?
南極や北極でしか見ることのできない神秘の現象で、一日中太陽が沈まない期間があったり、
反対に一日中太陽が昇らない期間もある。というものです。 それぞれ説明していきますね
白夜
これは南極や北極の夏期に起こる一日を通して太陽が沈まない現象
のことを指します。
太陽が地平線の上をただ移動するだけで、決して地平線の下へと沈むことはありません。
明け方であろうと、真夜中であろうと空は一日中明るい、もしくは薄明が続くのです。
明るさの程度はその場所によって異なりますが、
南極や北極では「いつになっても夜が来ない」という表現が適切なくらい、 一日を通して明るい状態が続きます。 極夜
南極や北極の冬季に起こる一日を通して太陽が昇らない現象をさし
ます。
極夜の期間はそもそも太陽が地平線の上に昇って来ません。一帯はずっと暗いままです。
真昼間のじかんたいでも、まるで夜のように暗い、もしくは薄明るい状態が続きます。
南極や北極では、極夜の期間は太陽が昇って来ない分、その寒さはさらに過酷を極めます。
これはなぜ起こるかというと地球の地軸が傾いているからです。
23.4°の傾きがあるせいで、季節によって、 日が長かったり短かったり、 白夜や極夜のような現象が起こります! だいぶ長かったですね笑
ではでは
本題の顎関節症についてです。
定義はこちら顎関節や咀嚼筋(そしゃくきん)の痛み、顎関節の雑音、
開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする障害の包括的診断名 なんだか難しいですよね、
簡単にすると・関節や筋肉の痛み
・顎の関節から音がなる
・口が開かない
・顎の動きがおかしい以上のようなものを顎関節症と言っています。
当たり前ですが、首や肩が凝ったり、たまに痛くなったりするのと同じように、
顎の関節やその周りの筋肉も凝ったり、痛くなったりします。
よく使う場所にある関節というものはどうしても、症状が出やすいものです。
サッカー選手が、足の関節の怪我が多かったり、野球選手が肩を壊しやすかったり、
酷使する場所というのは悲鳴をあげやすいのです。
顎の関節に関しては、毎日使っていますし、咬みしめや食いしばりによって、
酷使されやすいです。ですから、顎関節症に悩む患者さんは多くいらっしゃいます。
顎関節症の中でも意外に1番多いのは筋肉が痛いというパターンです。
咬む時に使われる咀嚼筋という筋肉を押すと痛いケースがほとんどです。
こういう場合は、ストレッチや様子を見てもらって、経過を確認します。
次は、顎に音が鳴るパターンです。顎関節症の病態の中にはパキパキギリギリ音が鳴るケースが多いで す。
このケースも同じような対応が多いです。
他にもいろいろパターンはあり、状況によっては口腔外科や専門医に紹介するケースもあります。 顎関節症の痛みは肩や首の凝り、腰痛と同じように、
長い年月の蓄積によって症状が起こります。
そういうものは良くなっていく過程も長く時間がかかることがあり ます。
ですから、異変を感じたらなるべく早いうちにご来院いただければと思います ! 今日はこれくらいにしましょう!
ではまた!
スタッフブログ